WasabiでのVeritas NetBackupの利用について

WasabiではVeritas NetBackupの動作検証がされております。 Veritas NetBackupはクラウド対応企業向けのバックアップおよびリカバリソリューションです。

以下の手順に従いVeritas NetBackupとWasabi Hotクラウドストレージの設定を行います。

 

必要なもの

  •  Veritas NetBackup v 9.0.0.1
  • 有効なWasabi Hotクラウドストレージのアカウント

Note(注): こちらのナレッジベースの設定手順はNetBackup v 8.2以降でも適用可能です。

 

こちらのナレッジベースでは、次の手順について説明します

Wasabiをクラウドストレージとして設定する

1.NetBackup管理コンソールにログインします。「Configure Cloud Storage Server(クラウドストレージサーバーの構成)」をクリックします。

2.「Cloud Storage Server Configuration」のウィザードが開きます。「Next(次へ)」をクリックします。

3.「Cloud storage providers」メニューで、「Amazon (S3)」を選択し、「Next」をクリックします。

4.「Cloud storage provider - Amazon」のセクションで、「Add Cloud Storage(クラウドストレージの追加)」を選択します。

5.「Add Cloud Storage」ウィンドウで、「General Setting(全般設定)」タブで次の情報を入力します。

  •  Service host(サーバーホスト) – WasabiストレージリージョンのサービスURL (イメージ図では「s3.us-east-2.wasabisys.com」設定されております。)

Wasabi AP Northeast 1 (Tokyo): s3.ap-northeast-1.wasabisys.com

Wasabi AP Northeast 2 (Osaka): s3.ap-northeast-2.wasabisys.com

  • Storage server name(ストレージサーバー名) 

6.「Region Settings(リージョン設定)」タブに移動し、次の詳細情報を入力して、「Add(追加)」をクリックします。

  • Region name: us-east-2
  • Location constraint: us-east-2
  • Service host: s3.us-east-2.wasabisys.com

Note(注): 追加するリージョンに合わせて入力してください。

7.リージョン設定が追加されましたら、「OK」をクリックします。

Note(注): こちらの設定例では「Wasabi's us-east-2」ストレージリージョンの使用について説明します。その他Wasabiストレージリージョンを使用するにはこちらのナレッジベースに記載されているWasabiストレージリージョンのサービスURLをご利用ください。

Wasabi AP Northeast 1 (Tokyo): s3.ap-northeast-1.wasabisys.com

Wasabi AP Northeast 2 (Osaka): s3.ap-northeast-2.wasabisys.com

 

 8.「Add Storage Server」ウィンドウが表示されましたら、ご利用の「Media server(メディアサーバー)」を選択します (この構成例ではNetBackup server - netbackup.wasabilabs.ioです)。 「Access details for Amazon account」のセクションで、Wasabiアカウントのアクセスキーおよびシークレットキー情報を入力し、「Advanced Settings(詳細設定)」をクリックします。

9.「Advanced Settings」ウィンドウで、「Use SSL」を有効化し「Data Transfer option」を選択します。「Check Certificate Revocation」を有効にします。

次に進むには構成ウィザードで「Next(次へ)」をクリックします。

10.「Configure Storage class(ストレージクラスの設定)」セクションで「Standard」を選択し、「Next(次へ)」をクリックします。

 11.必要な「オブジェクトサイズ」、「圧縮」、「暗号化」の設定を行い、Next(次へ)」をクリックします。

12.指定した設定内容を確認し、「Next」をクリックします。

13.ストレージサーバー作成ステータスを確認し、タスク完了後に「Next」をクリックします。

14. ストレージサーバー「Wasabi-us-east-2」正常に作成されました。構成ウィザードに従い、「Disk Pool」および「「Storage Unit」を設定します。「Next」をクリックし、「Disk Pool Configuration(ディスクプール構成)」ウィザードを開きます。

15.「Disk Pool configuration」ウィザードは「Volume Selection(ボリュームセレクション)」のセクションから開始されますが、こちらでは上記で設定されたクラウドストレージのバケットリストが表示されます。既に作成済みバケットを利用する場合はリストからバケットを選択します。もし新規で作成される場合は「Add New Volume(新しいボリュームの追加)」を選択し、新しいバケットを作成することも可能です。

16.「Create Buckets(バケット作成)」ウィンドウで、「Bucket name(バケット名)」と「Region」を指定し、「Add」をクリックします。

 17.「Cloud Volume Name」セクションに、作成したバケット名が表示されましたら、「Create(作成)」をクリックします。

18.「Volume Selection」で新しく作成したバケット を選択し、「Next」をクリックします。

 

 19.「Disk Pool」名を指定し、「Next」をクリックします。 

20.ディスクプール構成の概要を確認し、「Next」をクリックします。

 

21.「Disk Pool」が正常に作成されていることを確認します。「Next」をクリックして、Wasabiバケット用に作成されたディスクプールを利用し、ストレージユニットを作成します。 

22.「Storage Unit Creation」セクションで「Storage unit name」を指定し、「Media Server」セクションで必要なNetBackupサーバーを選択し、「Next」をクリックします。

23.ディスクプールの構成が完了しました。「Finish(完了)」をクリックし、ウィザードを閉じます。

 ここまででクラウドストレージとしてWasabiを構成し、関連するディスクプールとストレージユニットを作成しました。これでWasabi Hotクラウドストレージをストレージとしてポリシーを構成する準備ができました。 

 バックアップポリシーの設定

このセクションでは、バックアップポリシーのターゲットストレージとしてWasabiを設定する方法について説明します。

 

Wasabiをプライマリーストレージとしてバックアップポリシーを設定する

このセクションでは、すべてのバックアップがWasabiに直接格納されるプライマリーストレージとしてWasabiを使用するポリシーを構成します。

24.NetBackup管理コンソール、「NetBackup Management」配下の「Polices(ポリシー)」に移動します。

 

25.新しいポリシーを作成するには、「Actions」 --> 「New」 --> 「Policy」の順にクリックします。

 

26.「Provide name(ポリシー名)」を入力し、「OK」をクリックします。

27.「Backup Policy Configuration Wizard」ウィンドウで、必要なポリシーの種類を選択し、「Next」をクリックします。

 

28.「Clients List」ページでバックアップが必要なクライアントを追加し、「Next」をクリックします。 

29.「Backup Selections」ページで、バックアップが必要なファイル/フォルダーを選択し、「Next」をクリックします。

30.「Backup Type(バックアップの種類)」を選択し、「Next」をクリックします。

31.希望する「Frequency and Retention(頻度と保存期間)」を選択し、「Next」をクリックします。

32.「Finish」を選択し、ポリシーを保存します。

33.「ポリシー」ページには、新しく作成したポリシーが表示されます。ポリシー名を右クリックし、「Change(変更)」を選択します。

34.「Change attributes(プロパティ変更)」ウィンドウで、手順22で作成したストレージユニット (例ではWasabi-us-east-2-stu)を選択し、「OK」をクリックします。 

Wasabiをディスクステージングの最終保存先として設定する

ベーシックディスクステージングでバックアップの最終保存先としてWasabiを構成し、再配置スケジュールに従いディスクステージングストレージユニットからWasabiにデータをコピーすることも可能です。

Note(注): ベーシックディスクステージングの詳細情報については、Netbackupのドキュメントを参照してください。

次の手順に従い、最終保存先としてWasabiを使用するためステージングスケジュールを備えたディスクステージングストレージユニットを作成します。

35.「Netbackup Management」 --> 「Storage」 --> 「Storage Units」へ移動します。

36.「Actions」 --> 「New」 --> 「Storage Units」を選択します。

37.「New Storage Unit」ウィンドウで、「Storage unit name」の指定と「Disk type」として「BasicDisk」を選択します。

ストレージに使用するディスクへのパス名を指定します。

38. Select the 「Enable Temporary Staging Area(一般的なステージング領域を有効にする)」のチェックボックスを選択し、「Staging Schedule(ステージングスケジュール)」をクリックします。

39.「Destination(デスティネーション)」セクションで、 「最終保存先ストレージユニット」として「Wasabi Storage Unit」を選択し、 「Schedule Type(スケジュールタイプ)」のセクションで、ご希望の「frequency(頻度)」を設定します。「OK」をクリックし、変更を保存します。

40.手順24~32に従い、新しいポリシーを作成します。ポリシーを右クリックし、「Change」を選択します。「Change attributes(属性を変更する)」ウィンドウで、作成されたディスクステージングストレージユニット (この例では, Backup)を選択し、「OK」をクリックします。

バックアップデータはディスクステージングストレージユニット(この例ではBackup)に格納され、再配置スケジュールに従いWasabi bucketにコピーされます。

 

バックアップジョブがポリシーで作成されたスケジュール毎に実行され、Wasabiバケットに保存されているデータを確認します。 

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